日本のカレンダーには「赤い日」があります。これは「国民の祝日」と呼ばれるもので、学校や会社が休みになることも多く、私たちの生活に深く関わっています。この記事では、国民の祝日とは何か、その法律的な位置づけ、制定の歴史(1948年)、現在の祝日一覧と日数、英語表記、中学受験に役立つ知識、そして国旗を掲げる習わしや祝日の変遷まで、網羅的に解説します。
国民の祝日とは?法律で定められた「休日」
「国民の祝日」とは、「国民の祝日に関する法律」(昭和23年法律第178号)に基づいて定められた休日のことです。この法律は1948年(昭和23年)に施行され、戦後の民主化の流れの中で、国民が共に祝い、感謝し、記念する日を制度化する目的で制定されました。
法律の第1条にはこう記されています:
「自由と平和を求めてやまない日本国民が、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築き上げるために、互いに祝い、感謝し、記念する日として、国民の祝日を定める。」
この理念に基づき、現在では年間16日の祝日が定められています(2025年時点)。
祝日一覧と日数|2025年版カレンダー付き
以下は、2025年の国民の祝日一覧です。中学受験でもよく問われるので、しっかり覚えておきましょう。
月日:1月1日
祝日名:元日
英語表記:New Year’s Day
月日:1月13日
祝日名:成人の日(第2月曜)
英語表記:Coming of Age Day
月日:2月11日
祝日名:建国記念の日
英語表記:National Foundation Day
月日:2月23日
祝日名:天皇誕生日
英語表記:Emperor’s Birthday
月日:3月20日
祝日名:春分の日
英語表記:Vernal Equinox Day
月日:4月29日
祝日名:昭和の日
英語表記:Showa Day
月日:5月3日
祝日名:憲法記念日
英語表記:Constitution Memorial Day
月日:5月4日
祝日名:みどりの日
英語表記:Greenery Day
月日:5月5日
祝日名:こどもの日
英語表記:Children’s Day
月日:7月21日
祝日名:海の日(第3月曜)
英語表記: Marine Day
月日:8月11日
祝日名:山の日
英語表記:Mountain Day
月日:9月23日
祝日名:秋分の日
英語表記:Autumnal Equinox Day
月日:10月13日
祝日名:体育の日(第2月曜)
英語表記:Sports Day
月日:11月3日
祝日名:文化の日
英語表記:Culture Day
月日:11月23日
祝日名:勤労感謝の日
英語表記:Labor Thanksgiving Day
月日:12月23日
祝日名:平成の日(予定)
英語表記:Heisei Day (tentative)
※2025年は祝日が16日あります。これに加えて、祝日と祝日に挟まれた平日が「国民の休日」となることもあります(例:5月1日など)。
国旗を掲げる習わしとその意味
祝日には、国旗(日の丸)を掲げる習慣があります。これは「国民の祝日に関する法律」第3条に基づくもので、国民が祝日を意識し、国を祝う気持ちを表すための象徴的な行為です。
一般家庭でも掲揚できる?
玄関先やベランダなどに小型の国旗を掲げる家庭もあります。特に地方ではこの習慣が根強く残っており、地域の伝統文化とも結びついています。
中学受験で問われるポイント
中学受験では、社会科の「公民」や「歴史」分野で祝日に関する問題が頻出します。以下のような出題例があります:
– 「国民の祝日に関する法律が制定された年は?」
– 「春分の日と秋分の日の意味は?」
– 「憲法記念日がある月は?」
– 「国旗を掲げる習慣は何に基づくか?」
また、祝日の英語表記も国際理解の観点から問われることがあります。上記の一覧表を活用して、英語と日本語の対応を覚えておくと安心です。
祝日の変遷と制定の背景
祝日は時代とともに変化してきました。例えば:
– 体育の日は、1964年の東京オリンピックを記念して制定されました。
– みどりの日は、昭和天皇の自然愛好を讃えて設けられました。
– 山の日は、2016年に新設された比較的新しい祝日です。
また、祝日を移動させる「ハッピーマンデー制度」により、成人の日や体育の日などが月曜日に固定され、連休が増えるよう工夫されています。
祝日は誰が決めるのか?
祝日の制定・変更は、国会による法律の改正によって行われます。つまり、最終的には国会議員が審議し、法律として成立させることで祝日が決まります。
例えば、2020年の東京オリンピックに合わせて祝日が一時的に移動した際も、国会での議決を経て実施されました。
まとめ|祝日は文化と歴史の宝庫
国民の祝日は、単なる「休みの日」ではなく、日本の歴史・文化・価値観が凝縮された記念日です。中学受験の知識としても、日常生活の教養としても、しっかり理解しておく価値があります。
祝日の意味を知ることで、カレンダーの「赤い日」がもっと特別に感じられるはずです。次の祝日には、ぜひ国旗を掲げてみたり、その由来を家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。


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